2024年の現在
氷河期時代に中小企業に就職。運よく会社もつぶれずに、順調に出世。株式投資でこつこつ利益を積み重ね、早期退職もねらえる資産になってきたアラフィフ「のんびり早退」です。
大学受験を控えた子供が1人。子供が大学を卒業する55歳ぐらいを目途に早期退職の準備をのんびりしていこうと考えています。
このブログでは、低リスクで積み重ねてきた数千万円をどうやって生み出したかや、普段の生活、これからの投資についてをつづっていこうと思っています。
株式デビューは2002年
証券会社の口座を初めて開いたのは2002年。イー・トレード証券(現SBI証券)でした。
仕事を初めて数年、手取りで15万程度の収入では将来が不安で株を始めようと当時ネット証券が出始めたころで口座開設が身近になりつつあったネット証券で初めての証券口座を開きました。
銀行口座もネットで使えるようにジャパンネット銀行(現PayPay銀行)の口座を開きました
右も左もわからず
証券会社を開いたのはいいが、何を買ったらいいかわからず、しばらく放置。当時の資産は200万程度
この当時は1株100万、200万という株も多く、簡単に買う銘柄を決めれませんでした。
単位も100株単位でなく、1株単位の株式も多くありました。有名なジェイコム事件も単位数が1株だったから起こった事件だったかもしれません。
初めて買った銘柄
初めて買った銘柄は工作機械メーカーのオーエム製作所(2011年にTOBで上場廃止)
売買単位は1000株で50万ぐらいだったと思います。当時1か月に自由に使えるお金が2万円ぐらいだったのに、1日で数万円動く株式投資に恐怖を感じたのを覚えています。
思った以上のストレス
自分のお金が減っていくのを見るのは想像以上のストレスがかかりました。
普段数十円の節約をしている生活の中で、数分で数千円~数万円動く株式投資は、当時の私にとって大変なストレスがかかりました。仕事中でも株価が気になってしまったり、夜も明日の株価が気になってそわそわしていました。
投資苑を読んでみた
当時株式の知識もあまりなかった為、いろいろな本で勉強していましたが、いろいろなところで目にした 投資家のバイブル 投資苑 が気になって勢いで購入。
勝てる手法がいっぱい書いているのかと思い分厚い本を頑張って読んでみました。
確かに、手法も書いてはいたのですが、心理的な事柄も多く書かれており、今でも覚えているのは「自分のルールを破らない事」が繰り返し書かれていたことです。
当時は、どんなチャートだったら、買い、売りなのか、売却タイミングはどのタイミングかを手っ取り早く知りたかった私は、手法のことばかり気にして売買を行っていました。
ルールが守れない
人は損することを利益があることよりも大きく考えてしまう生き物だそうです。
一回 10%下がったら損切する と決めても、いざ10%下がるともしかしたらここまで下がったんだから、明日には戻るかも。明日までもうちょっと持っておこう。さらに、ここまで下がったから、さらに追加でナンピンしよう。と追加で買ってしまう。
そういう生き物なのです。
ルールをちゃんと守ればいいだけ と株式投資をしたことが無い人が見るとそう思うかもしれませんが、自分のお金を使って投資をするとそう簡単にはいきませんでした。
さらには、自分ルールに従って20万の損切をした翌日に、20万戻った経験を一度でもしてしまうと、次に20万下がった時に、前のように戻るのではないかと損切できないのが人間です。
自分が売った価格が最安値なんでことも一度や二度ではありません。後ろからカメラで見られているんじゃないかと思った事が何回あったことやら。
今現在この年になり、資産も余裕が出てきた今は、決めたルールに徹底的に従えるようになってきました。
投資は余裕資金で
自分ルールを徹底的に守るには余裕資金で投資することが一番です。
生活費を投資資金にまわしてしまうと、取り返さないといけないという意識が働き、さらに損を増やしてしまう事が多々おきます。
2024年現在 いろいろな所で投資は儲かる、年平均〇〇%上がっているという情報があふれています。
もちろん将来の相場はわかりませんが、株価が過去最高値の2024年3月の時点で相場収支のシミュレーションをすれば、いつから始めてもプラス収支なのは当たり前です。
重要なのは、いつが出口なのかです。
特に60歳ぐらいの方は、近い将来現金が必要になり、株式を売却する必要がある時の株価水準が今より上なのか下なのかが重要になってきます。
逆に若い方は、時間を味方にできるので、早い年代から投資に触れておくことは自分の成功体験からも大切だと思います。